西脇市の機織り工場の素材残り物企画！

LOOM&SPOOLのブランド名のルームは機織り、スプールは糸巻き。

今回、糸巻きの残り物から機織りで面白い生地を作って、面白いスリッパができました。

ワッフルの大きさに試行錯誤：

最初の出会いは倉庫に転がっていたビームと呼ばれる経糸を巨大なロールに巻かれたもの。経糸は通常一気に巻いてしまうので小ロット生産をする上で大体白か生成りか黒の選択肢になってていまい、緯糸で色や柄を表現することが多くなります。
なので、LOOM&SPOOLのブランドカラーであるグレーの経糸ビームの残り物を発見したときの喜びときたら！ありませんでした。

無地ができる！！

経糸に色がついてる奇跡。小ロットでは実現しようがないんです。それくらい希少性があるんです（私にとっては！）

前々からずっと温めてた企画、綿100％のワッフルを作るぞ！と息混んでワッフルの制作に。

AからFまで大小様々なワッフルを試作してもらい、どの大きさがスリッパにしたとき適切か。立体のボリューム感が心地よさを視覚的にももたらします。足を擦ることも考えて大きすぎると引っかからないようなバランスで「D」に決定。

次に仕上げ加工の問題。

せっかくのワッフル。肉厚感が欲しいところ。
仕上げは110cm幅だったものを80cmまで縮ませました。

USE UNUSED PROJECT　　〜遊休資材で作る数量限定シリーズ〜

播州織が盛んな西脇市。マルシェイベントで出会った岡治織物さんの倉庫にはお宝の山が！！

糸・糸・糸・糸・

先代のころから残ってる糸！

使い終わった糸の残り。

いつか使うかも。いつ使うんだろう？LOOM&SPOOLで使います！
まさにUSE UNUSED PROJECTにピッタリすぎる材料。

このワッフルスリッパの特徴的なベルトが3本組み合わさりボリュームを出した形は本当は、ウールニューマイヤーの毛布のハギレで考えていた物でした。

足の形は実績のあるTKJスリッパやJCOの前あきスリッパと同じ形状。昔ながらの型で抜いています。

履いている時につま先が前に出ないように先の方を何度も微調整。ホテルとかでも使いたくなるようなリラックス感がでる形になりました。


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商　品　名：ワッフルスリッパ
生地の種別：播州織ジャガード
デザイン名：Waffle
サ　イ　ズ：M 22〜25cm、L 25〜27cm
素　　　材：【甲部分】綿100％
　　　　　　【甲裏】綿100％
　　　　　　【下底】PVC
産　地：生地／兵庫県西脇市　スリッパ製造／徳島県吉野川市
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訳あり逸品