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がま口財布　松喰い鶴（まつくいづる）と　正絹　根付紐にあこや貝と亀　青紫

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商品情報

昭和３０年代に染められた見本用の生地をがま口財布にしました。
絹の優しい手触りとふっくらした仕上がりです。

がま口財布制作は
専門の作家さんにお願いしました。
鹿児島にあります「がま口工房志をん」さんによるものです。
丁寧なお仕事をされてあります。

表布　　絹　１００％　紬地
内布　　綿　紺
口金　　鉄　メタリック　ブラック　

口金　約　７．７cm
幅　　約　８．５cm
高さ　約　５．５cm
マチ　約　２．５cm

表布は京都の染物屋さんの染見本控えとして残っていたもので
長い間、見本台帳に貼られていました。

古着をほどいたものではありません。
綺麗に洗浄しています。

生成りの地に藍色の濃淡で鶴が松の枝を
くわえた文様です。
綬帯鳥（じゅたいどり）の文様の一つで、
綬帯とは古代中国の官服や礼服に付ける
位を表す紐のことです。
大陸からの文様で、紐をくわえた鳥の姿で表されていました。
時を経て、紐がお目出たい松や華やかな花に変わったと考えられています。
綬帯鳥は出世を意味し、特に花をくわえた文様は成人式の帯や着物に
よく使われます。

使用しました布地には、口金部分に隠れておりますが亀も入っています。
他にも松の枝の先に亀が描かれていて、亀の尾が松葉になっていました。

根付紐は京都の職人さんによる手作りです。
ふっくらしていて紐の太さも十分です。
紐自体は機械組ですが坪（輪っか）部分の作りは手作業でされてあります。
絹の美しい光沢があります。
色は青が入った紫色、青紫です。
画像の色は青が強く出ていますが実物は紫色の色味に近いです。

京都の根付紐は少し長めに組んであります。
他の飾りを付け加えたり、帯飾りやバックなどに付け替えたりして
楽しんでいただけたら幸です。

根付紐の長さ　　　　　約　９．５㎝
飾りを付けた長さ　　　約　１１　㎝

紐の太さ　本体　約５　　㎜
　　　　　坪　　約１．１㎜

坪の長さ　長　　約　３．５㎝
　　　　　短　　約　２　　㎝　

飾り部分に亀の飾りと地元産のあこや貝を海藻の形に削りあしらいました。
補強も兼ねて緑色の和紙を貼っています。

※ご購入時の注意点
　あこや貝は強い衝撃に弱いです。　
　根付紐は水濡れにもご注意下さい。

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