HANDROOMらしく、素材、パターン、縫製まで妥協なく仕上げられています。デニムを履きたいけれど、カジュアル過ぎる印象になったり、これといった決め手がなかったりという方も多いかと思います。PINTの店頭でHANDROOMのデニムイベントを行った際、デニム難民の方も思っていた以上に多く、選んでくださる方がたくさんいらっしゃいました。PINTとしておすすめするデニムの定番として紹介します。

PINT店主自身も数年履き込んでいるジーンズも、日々愛用しています。
素材、細かなディティールの作り込みや縫製はHANDROOMの信頼できるところ。履いた時のシルエットの綺麗さで、襟付きのジャケットからシャツ、もちろんカットソー類まで合わせる服を選びません。その中でも、生地とシルエットから、綺麗目に履けるというのがこのジーンズの良いところ。パターンや縫製も工夫されていて、履き心地もストレスがありません。生地の厚みはありますので、細かな取り扱いは気にせずに履き続けています。

サイズはユニセックスになります。レディースサイズ相当がXSかS、メンズがMかL程度を目安に、下のサイズ詳細を参照くださいませ。ワンウォッシュ加工済みですが、ウエストと股下は更に約1～2cm縮みます。

・生地
原綿にはスーピマコットンと上質な米綿を混綿し、長いムラ形状と短いムラ形状がランダムに出るように仕上げた別注糸。赤みを押さえたインディゴ色を表現するため、ロープ染めのピュアインディゴに草木のタンニンをプラスして、リアルな退色の為に独自のロープ染色をしています。織り上がり風合いと独特な表情を残すため、旧式力織機で縦糸を弱テンション設定で織り、特殊なサンフォライズ加工（薬剤を使わない防縮加工）をしています。

・シルエット
少しだけテーパードしたレギュラーフィットです。

・ディテール
フロントの比翼ボタンはオリジナルで、ポケット端には真鍮製のリベットで補強しています。内股部分は丁寧な巻縫い仕立てで縫製されています。糸の中心部がポリエステルの丈夫な綿糸を2色、糸の太さも使い分けて旧式のユニオンミシンで縫製しています。フロント裏や前立て端にもセルビッチデニムを使っています。

ヒップのパッチポケットはポケット口の両端に隠しリベットと止め縫いをしています。革パッチは厚手の鹿革に１枚ずつ焼印でレーベルを入れています。

▼写真
7以降　同型別色 INDIGO


【素材】
コットン100%　12oz

【色】
BLACK
　
【サイズ・実寸】
XS｜ウエスト75.5・ヒップ99・股上24.5・股下76.5・ワタリ幅30.8・裾口幅18cm
S｜ウエスト79.5・ヒップ102.6・股上25・股下76.5・ワタリ幅31.8・裾口幅18.5cm
M｜ウエスト83.5・ヒップ106.2・股上25.5・股下76.5・ワタリ幅32.8・裾口幅19cm
L｜ウエスト87.5・ヒップ109.8・股上26・股下76.5・ワタリ幅33.8・裾口幅19.5cm
XL｜ウエスト95.5・ヒップ117・股上27・股下76.5・ワタリ幅37.1・裾口幅20.5cm

女性モデル160cm：XSサイズ着用（BLACK・INDIGO）
店主は178cm男性痩せ型で、Mサイズを着用

【取り扱い】
通常のデニム生地と同様。
・特に最初の数回は、洗濯時の色移りにご注意ください。
・漂白剤、蛍光増白剤、乾燥機の使用はお控えください。

【HAND ROOM】
シンプルでベーシックなアイテムだからこそ、使用する生地などの素材、パターンメイキング、縫製技術のクオリティが、ものの雰囲気と着心地にあらわれます。実際に触れて着ると、明らかな違いを体感していただけると思います。

生地選びから、シンプルながらディティールにポイントがあったり、着心地の良いパターン、縫製まで、隅々まで考え、高い品質で作り込まれています。日本各地の優秀な工場と優れた職人の技術で生産された、毎日の定番にしたい洋服です。

デイリーウェアであることと、妥協ないこだわりから、「道具」のような感覚で毎日着られる服です。ワークテイストでもなく、雑貨のような服でもなく、こう思わせてくれる服はなかなか出会えないように思います。
シンプルで、ベーシックで、良い素材と縫製。気取らず、取り扱いもデリケートでなく、日々着る服。洋服の楽しさと、道具の楽しさの両方を持っています。